抗菌ナノゾーンコートで新型コロナウイルス対策を

武漢で発生したウイルスを培養した実験ではなく、日本国内の環境中に存在する「新型コロナウイルス」(SARS-CoV-2)を使用した試験が行われました。
わずか30分で検出限界以下まで分解されたことが報告され、新型コロナウイルスの不活性化の効果が認められました。

以下は試験の概要です。


【試験目的】
日本国内の環境中より採取した「新型コロナウイルス」(SARS-CoV-2)検体に対する可視光応答光触媒の液剤の効果評価を行う。

【試験ウイルス】
「新型コロナウイルス」(SARS-CoV-2)環境中検体(日本国内)

【試験方法】
JIS R 1702準拠。国立感染症研究所の公定法に従い、東京都の某ホテル床から実際に採取した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検体を可視光応答光触媒の液剤の光触媒コーティングをしたガラス板に塗布し、LED光源下1000Luxで照射。その後、PCRならびにNested PCRその後の電気泳動法にて解析。

【試験結果】
環境中より採取した新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検体について、可視光応答光触媒の液剤で光触媒コーティングした光触媒担体で処理すると、新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検体は、LED光源下照射後には瞬時に分解がはじまりPCRならびにNested PCRで30分後には検出限界以下となった。これにより新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)検体の細胞核(RNA)は可視光応答光触媒によって分解され、抗ウイルス活性が認められた。

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